ギフトカードの買取とは？お金に換わる仕組み
まずはギフトカード買取とはAmazonギフト券やAppleギフトカードを買取、買い取り額を銀行口座に入金してくれるサービスのことです。
場合によってはインターネットオークションなどを使い、自分でギフト券を売買することもギフトカード買取として扱うことがあります。
ギフトカードを換金できる仕組みは街の金券ショップと同じです。
業者が渡されたデジタルギフト券を査定して、査定額を利用者に渡します。
昔から続く極めてシンプルな古物取引がネットで行われているものと言えるでしょう。
ギフトカード買取の種類①：買取サイト
最初に紹介するギフトカード買取の種類は買取サイトです。
買取サイトはインターネットで提供されているサービスで、利用者が送ってきたデジタルギフト券のコード番号を受け取り、それを査定して買取額を指定の口座に振り込むというものです。
ギフトカード買取の中で最も多く利用されている手法で、現在主流になっています。
多くの人は最初にこの方法を使ってギフトカードを現金化します。
この手法のメリットは手軽なところです。
業者に氏名やメールアドレスといった個人情報とギフトカードのコード番号を送るだけで、数時間以内にカードを現金化できます。
ただし現物のギフトカードを扱ってくれるところは多くありません。
ほとんどの買取サイトは電子ギフトカードに特化しているので、現物のものを買い取る業者は少数派です。
現物のギフトカードはデジタルのものに比べて扱いに手間がかかり、業者の個人情報が相手に伝わる可能性があるため避けられます。
ギフトカード買取の種類②：仲介サイト
仲介サイトはギフトカードの買い取りを仲介してくれるWebサイトのことです。
買取サイトとの大きな違いは自分たちで買取をしないところで、一般利用者の売買を仲介するサイトの運営だけを行います。
仲介サイトを利用するメリットは買取率が高いところです。
ネットオークションと同様に自分でギフトカードの価格を設定できるので、需要の高いカードであれば価格を高く設定することで買取率を上げることができます。
タイミングよく出品すれば需要の高さも相まって、相場以上の価格で売れることもあるでしょう。
デメリットは取引相手との交渉を全て自分で行う必要があるところです。
買取サイトを利用すればいくつかの個人情報とギフトカードのコード番号を送信するだけですが、仲介サイトでは値付けからトラブル対応まで自分で行うことになります。
時間のない社会人だと対応が遅れて相手に迷惑をかける場合もあるでしょう。
また、利用している仲介サイトがいきなりサービスを停止する可能性もあります。
ギフトカード買取の種類③：セルフ買取
セルフ買取とは自分でギフトカードを購入し、それをインターネットオークションなどでギフトカードを買い取ってもらう手法です。
一般の人に直接買い取ってもらうので仲介サイトに手数料を支払う必要がありません。
セルフ買取のメリットは仲介サイトとよく似ています。
自分で出品時期とカードの価格を決めて、買い手と交渉をします。買取率は仲介サイトよりも期待できるでしょう。
仲介サイトとの違いは、より手間がかかることです。
ギフトカードやデジタル商品券の仲介サイトは、ギフト券の売買に特化したインターフェースになっているため効率的に出品ができます。
これに対してセルフ現金化では一般のネットオークションなどを使うのでインターフェースが煩雑です。
さらに商品に対する質問に答える必要があります。
スマホの通知に気を取られることが増えるでしょう。
それでも経験を積み重ねることで高く売れるタイミングや券種が分かってくるので、換金率を上げていくことができます。
少しでも高く売りたいならセルフ買取をやる価値は十分にあるでしょう。
ギフトカード買取はどれを利用すべきか？｜それぞれの違いを比較
これまで3つのギフトカード買取方法を解説してきました。
それぞれに強みと弱みがあるので、どういったケースでどの手法を利用するべきかお伝えします。
初心者がギフトカードの買取をしたい場合、一番最初に検討すべきは買取サイトです。
スタッフが電話で手続きの方法を1から解説してくれる業者もあるので、ギフトカードの買取に関する知識が全くなくても現金を受け取ることができます。
買取サイトの買取率に不満を感じたら仲介サイトを検討すべきです。
いきなりセルフ現金化をするのはハードルが高いので、ギフトカードの売買を半分サポートしてくれる仲介サイトを利用しましょう。
相手が不誠実な対応をとった場合、仲介サイトの方で対応してくれることもあります。
買取率にこだわるならセルフ買取を考えてみましょう。
手間はかかりますが、手数料が少ないので手元に残るお金が増えます。
他のセルフ現金化につながる可能性もあるでしょう。
全ての方法になれれば、その都度適切な手法を選んでギフトカードの買取ができるようになるでしょう。
まとめ：ギフトカード買取は目的や自分の性格に合ったものを選ぶ
ギフトカードの買取は様々な種類があります。
最も一般的な買取サイトは手軽で、誰でもすぐに利用できますが手数料が高く、手元に残るお金は今回紹介した中で一番少ないです。
仲介サイトを使った買取は買取率が良く、セルフ買取に必要な知識が身につくのでやってみる価値は十分にあります。
しかし、怪しいサイトもあるので利用者が多く、運営実績が長いものを選びましょう。
最終的にはオークションなどでカードを売却するセルフ買取に挑戦してみることをおすすめします。
買取率が高くなり、自分で品物を売買するノウハウが身につくので後々役立ちます。
換金スピードに関しては順序が逆になります。
買取サイトは即日で換金できることもありますが、セルフ買取は一週間以上かかる可能性があります。
ギフトカードを換金する目的をよく考えて、適切な買取方法を選びましょう。
経験がものを言うところもあるので、最初からうまくいくとは限りませんが、経験を積めば成功する確率がアップします。
